地域共創プログラム
CANVAS
「地域共創による人材育成プログラムの開発〜人の暮らしを支えるイノベーターの育成を目指して」と題して、生活科学研究所から助成を受けておこなうプロジェクト研究です。
この取り組みでは、人の暮らしに密着した商品を提供してきた良品計画(株)の店舗や地域社会と協働して企画を実施するプロセスを通じて、そうした「暮らしのイノベーター」を育てたいと願っています。企業や地域と協働し、学生が持つ様々な感性・能力を発揮して、人の暮らしを支えるプロジェクトを実施するには、どのような教育プログラムが必要なのかを考えていきます。
CANVAS
2022年2月に募集し、栄養学科、児童学科、造形表現学科、心理カウンセリング学科、教育福祉学科など19名の学生が集まり、学科横断的な構成となりました。現在は、15名が無印良品板橋南町22とコラボし企画活動に参加しています。
2022年2月からプログラムを立ち上げ、
①グーグルクラスルームをプラットフォームにしての企画活動、
②無印良品と学生とのオンラインMTG、
③企画のワークショップ、
④東京有明店視察(5月24日)、
⑤企画する上で必要なゲストスピーカーによる講演・ワークショップ
などをおこなっています。
ソーシャルグッドな絵本PJ、水PJ、地球にやさしい親子クッキングの3つの企画が進んでいます。
いたばし区民まつりの無印良品ブースに参加しました。
2022年10月15日、16日に開催された板橋区民まつりにおいて、無印良品ブースで、ソーシャルグッドな絵本展示と学生による読み聞かせ活動をおこないました。大学のHPでも紹介されています。
【講演】ドイツの食と環境意識
9月1日(木)14時〜15時半まで、ドイツ・元トリア大学の下羽友幸先生からドイツの食品事情と環境意識についてお話いただきました。これは、なぜ日本では量り売りの文化が衰退していったのか。ドイツではなぜできているのかという問いを考える上で、とても参考になる講演でした。これが学生の企画にどう反映されるのか、楽しみです。
【ワークショップ】
9月8日(木)12時〜13時半まで、ウォーターエイドジャパンによる「水」問題をテーマにしたワークショップをおこないました。ウォーターエイドジャパンが考案した教材を使い、ロールプレイを交えながら、村人とNGOそれぞれの立場から気づくことを考えました。また、「水」問題について、ウォーターエイドジャパンが取り組む活動の紹介を通して、深く学ぶことができました。
【講演会】江戸東京野菜
11月26日(土)13時から15時まで、江戸東京・伝統野菜研究会の大竹道茂先生を招き、まずは江戸東京野菜について知ることから始めたいと講演会を開催しました。実際に話を聞いてみると、予想を大きく上回る内容で、野菜のことだけでなく、農業と私たちの暮らしや文化、歴史などとのつながり、SDGsにつながる内容を深く知ることができました。講演の中で、本学の学生が以前にも江戸東京野菜をキャンパス内で栽培し、七福神漬を作っていたことを教えてもらい、学生たちのこの企画へのモチベーションがかなり上がりました。これから、江戸東京野菜を使った、親子クッキングの企画に取り組みます。