[講演・WS用プロフィール]
尾崎 司
・東京家政大学短期大学部保育科 教授
(東京家政大学家政学部児童学科兼務)
・博士(学術:横浜国立大学)
早稲田大学、東京家政大学家政学研究科を経て、現職。横浜国立大学環境情報学府 環境イノベーションマネジメント専攻及び副専攻プログラム「地域創造人材教育プログラム」を修了。博士(学術)。
現在、実習用ルーブリックの活用、多世代交流、外遊び、ESDなどをテーマに実践研究をしている。
最近の著書として『教育・保育実習のデザイン 第2版』(編著、萌文書林、2019年)がある。その他に、『保育実習 第2版』(分担執筆、ミネルヴァ書房、2014年)、『テレビでたどる子どもの文化 第3巻.テレビCM』(単著、岩崎書店、2005年)、『地球市民のための入門講座~グローバル教育の可能性』(分担執筆、三修社、2000年)などがある。
1997年にD・セルビーに出会い、グローバル教育(現在のESDやSDGs)を学び、ファシリテーターとして持続可能な社会づくりを目指す。前職の東京都青少年センター専門員(社会参加部門主任)やワークショップ・ファシリテーターの経験を活かし、地域・行政・企業と連携し、学生と共に社会活動をおこなっている。これまで、ESDプログラム(2005年)の学びから板橋区や商店街と協働したコミュニティ・レストランの立ち上げや、タカラトミー(株)との共同による「家政大リカちゃん展」(2005年)、授業「地域で学ぶ」(2012年)での課題解決案として「カボスちゃんのラスク」で限界集落の応援、板橋区・地域と共に多世代交流による地域子育て支援PJ「おそとカフェ」(2012年〜)、板橋区と湖池屋(株)と協働した子育て世代向け災害避難プロジェクトなどに取り組んできた。板橋区とは、パークマネジメント、防災、「絵本のまち板橋」、主権者教育などで協働して、まちづくりを行なっている。また、無印良品板橋南町22と協働し、絵本やSDGsに関するプロジェクトを行なっている。
海外の社会活動では、十数年にわたってドイツの環境教育や保育の現場と交流し、スタディツアーを通じた地球市民教育・ESDの実践や、コミュニティ・コーディネーター、多世代ハウスを研究テーマとして活動している。